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【半農半宿】味噌をつくってみよう~地獄編~
2022/03/09
みなさまこんにちは。
夕食の味噌汁はいかがでしたか?
当館では、味噌を毎年仕込み、夕食時にお出ししています。おかわりをされる方もいらっしゃるほどご好評いただいています。

半農半宿、今回は味噌造りです。

今回も吉原ごんべい村のひろこさん、のりこさんに教わりました。

実際に体験した流れを皆様とも共有できたらと思います。

吉原ごんべい村では、当館でつくってきた味噌とは違う方法でつくられていて、ひろこさん、のりこさんも試行錯誤を繰り返したどり着いたそうです。

塩分12%、昆布出汁が入った自家製味噌はお湯に溶かすだけ(ずーそー汁)でおいしい一品となります。

通常味噌造りは、大豆をよく洗い浸水させた後、大豆を湯がくのが普通ですが、ここでは地域の特性を活かし地獄で蒸します。ゆで汁をアメとして使用しますが、その代わりに昆布出汁を使用します。そして、塩分も12%と低めにしてうまいこと旨味を引き出します。
ひろこさん、のりこさんも塩分15%から9%まで1%ずつ変え、試した結果12%が良い塩梅になったようです。

浸水させ2倍に膨らんだ大豆をわいた温泉郷の地獄で蒸し上げます。わいた温泉郷にはMy地獄があり、各家庭で野菜や鶏肉、タケノコなどを蒸しているとのこと。地獄蒸し切り干し大根もこの地獄を活用して、蒸し乾燥させて旨味がいっぱいです。
さらに、小国郷では小国杉が有名ですが、木を乾燥させる際もこの地獄の蒸気を使い、乾燥させています。蒸気の熱を活かすことで、無駄なエネルギーを使わずに乾燥させることが出来ます。
レンタル地獄もあるので、ぜひ遊びに来られた際にいろいろ蒸してみてください!

今回使用した地獄は、岳の湯大地獄という湧き出る蒸気がものすごいところです!ご利用される場合は、隣の白地商店、もしくはゆけむり茶屋に声をかけてみてください。
また、蒸鶏工房白地商店では鶏の地獄蒸し、ゆけむり茶屋ではちょっと熱めの温泉も味わえ、隣接する農福連携レストラン天空の豆畑では豚足地獄蒸しもおすすめです。

少し話が脱線しましたが、次回は味噌造りの過程を詳しくお伝えします!



担当ブログしげ
  • 黒川の冷たい水でよく大豆を洗います
  • 2倍に膨らむので、たっぷりの水に浸けておきます
  • わいた温泉の地獄で蒸します
  • あたり一面蒸気で、自然を堪能できます
  • 新しくなった岳の湯大地獄
  • 天空の豆畑で食べられる「蒸し鶏定食」