皆さま、こんにちは。
今回は、レモン農家さんを取材したときのブログです。
お手すきの際、是非一読ください。

数日前に、栄子女将・しょうさん・しげさんと私の4名でレモン農家の平野さん宅にお邪魔しました。
行きがけ、菊池スカイラインの路肩にのこる雪を横目で見ながら、女将の熊本菊池編ツアーガイドを聴いているうちに、あっという間に2時間経ち熊本県玉名市天水町に到着しました。

到着すると、とても元気で明るい平野さんご夫婦が出迎えてくれました。
黒川温泉とは、5℃くらい寒暖差があり私達には十分暖かったのですが、
「ここは寒かけん、はよハウスのなかにいこ！案内ばするけんついてきて！」と言われ、広いレモンハウスへ到着。
ご主人の代からはじめて約30年、いまはご夫婦だけで営んでいらっしゃいます。
国内生産レモンは、温度の維持が大変で、近辺でレモンをつくってるのは平野さんのとこだけだとか。
釣りが大好きなご主人は、仕事より釣りをしている時間が長いんじゃないかと笑っていらっしゃる
傍で、小言をいいながらにこにこと微笑む奥様。

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「これば、みてください。傷のついたレモンは今年はこぎゃんあります。出荷できんけん山に捨てるだけですたい・・・。」と悲しげな表情のお二人。
「果汁が生きているのなら、色々使えますよ！いただいてもいいですか？？」
と、図々しく2箱分のレモンをいただきました。
丹精込めてつくられた果物、野菜を廃棄せざるを得ない農家さんたちが、平野さん方のほかにも大勢いらっしゃると考えると、どうにかならないかなと頭を抱えるこれからの課題でございますね。

いただいたレモンを持ち帰り・・・
レモンそのもののすっぱさと、以前つくったレモンシロップをほんの少しまぜ、
”特製生しぼりレモン”のメニューを作成いたしました。
こちらは、いただいたレモンがなくなり次第終了です。

やさしいお2人が育てる愛情たっぷりのレモン、さわやかな香りがものすごく印象に残ります。
是非、この機会にご賞味ください。


本日の担当ブログ：日本仕事百貨のライターきみさんの講義を終えた濱崎でした。