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【半農半宿】こんにゃく造り~ごんべい村にて~
2021/12/17
先日、ごんべい村にてこんにゃくの造り方を教わりました。
ごんべい村は南小国町吉原地区にあるキャンプや民泊ができる素敵な場所です。
前回味噌の造り方も教わり、半農半宿にかかせない昔ながらの知恵を教えていただいています。

今回はこんにゃく造りです。
こんにゃくの原料であるお芋は、当館の畑でつくっており、こんにゃく造りにも挑戦していたのですが、なかなかうまくいかず、地元のプロに教わりに行きました。
作り方は、芋を湯がいて皮をむき、ミキサーにかけてよく練り、灰汁を足して固めて湯がく。と文字にすると簡単ですが、一つ一つの作業の中に、コツがいくつもあり、昔ながらの知恵が詰まった食べ物だと改めて感じました。
例えば、大豆殻から取った灰汁、クヌギから取った灰汁など使用する灰汁が異なると、出来上がりのこんにゃくの固さが異なるため、調理法によって固さを変えたいときに使う灰汁を変えたり、使う量を変えたりとさまざまです。
今回は大豆殻から取った灰汁を使用してこんにゃくを造りましたが、刺身こんにゃくや煮染めにちょうど良い歯ごたえに仕上がりました。

参加したインターンシップ中の専門学生は、
「こんにゃく造りは初めてで、このように出来ているのだと驚きました。手作りだと、弾力があり、味もよくしみこんでいて、とてもおいしかった」と、普段味わえない、異日常を体験していました。

皆様においしいこんにゃくをお届けできるよう、芋作りから、こんにゃく造りと鍛錬を重ねて参ります。
詳しい作り方はまたの機会に。

よろしければ、今回お世話になった「ごんべい村」にもお越しくださいませ。
ごんべい村HP  https://www.gonbemura.com/index.html

本日のブログ担当 しげ


=こんにゃく豆知識=
こんにゃく芋はミャンマー、マレーシア、タイなど東南アジア原産といわれており、奈良時代に中国から日本に伝わり、鎌倉時代に一般的に食べられるようになったようです。
こんにゃくは便通をよくし腸内をきれいにするために好まれた食品であり、こんにゃくに含まれるグルコマンナンは、腸内で水分を吸って膨張し、腸を刺激するため便の排出が促されます。このことを江戸時代の人たちは経験として知っていたようです。
近年では、肥満や生活習慣病が問題になり、低カロリーで満腹感があり、便通も良くなるこんにゃくは世界各国でも食べられるようになってきました。

【朝夕完全個室】くまもとあか牛のセイロ蒸しプラン

  • こんにゃく原料の芋
  • この大きな葉の下にはこんにゃく芋
  • よく練ることが一番大事!
  • インターンシップ中の学生も一所懸命
  • じっくり火を通し出来上がり
  • 味がよくしみた煮しめは最高